開口部は、大きな熱の出入り口になる弱点と言われます。
ハニカムaSsuは、室内の快適性と省エネ性を向上させる窓の断熱ブラインドです。
冬の断熱効果<25mmS/採光/上下コードの場合>
冬の導入例[茨城県龍ケ崎市の物件計測]
[計測条件]
・測定条件:室温21.5℃、外気温5℃、茨城県龍ケ崎市、スポット3点計測
・既存窓の仕様:北側、樹脂複層(空気層16mm・アルゴンガス・Low-E)U値1.6W/㎡K
・ハニカムaSsu導入仕様:25mmS/内付/採光/上下コードタイプ/W1,560✕H1,530mm
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計測時の外気温度は、5℃、樹脂複層窓にハニカムaSsuの25mmS/採光/上下コードが設置されています。この状態でハニカムaSsuの生地表面温度やハニカムaSsuを開けた時のガラス表面温度を計測します。上部ハニカムaSsuは、コードタイプが設置されています。 | ハニカムaSsuの生地表面温度を計測します。スポット1:20.3度、スポット2:19.7度、スポット3:18.0度の結果。ハニカムaSsuの表面温度も室温に近い温度で断熱効果が分かります。また、重たい冷気の特性から、ハニカムaSsuの下方になるほど冬の外気温度の影響が分かります。 | |
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上下コードの中間レールを下げ、下部レールを上げた状態です。ハニカムaSsuの生地が真ん中付近にあり、上部と下部部分に樹脂サッシが見えている状態です。樹脂サッシ一番下のスポット3のガラス(サッシフレーム上部)表面温度は9.4℃とハニカムaSsuの生地表面温度スポット1:20.2℃と比べると-10.8℃と大きな温度差があることが分かります。 | 更に下部レールを上げた状態です。ハニカムaSsuの生地表面と樹脂サッシのガラス表面温度の差が大きく分かります。また、樹脂サッシのガラス表面温度は、スポット2で15.0℃、スポット3(サッシフレーム上部)で9.7℃と下方になるほど冬の外気温度の影響が分かります。また、樹脂サッシのガラス表面温度より樹脂サッシの枠面が一番温度が低くなります。 |
標準的な25mmSのシングルハニカムの生地表面温度は、室温に近い温度結果となりました。また、ハニカムaSsuの有無で最大10℃の温度差が確認できます。
※測定条件などにより効果は異なります。
夏の日射遮蔽+断熱効果<45mmW/採光/コードタイプの場合>
夏の導入例[茨城県龍ケ崎市の物件計測]
[計測条件]
・測定条件:外気温34.2℃、茨城県龍ケ崎市
・既存窓の仕様:北側、樹脂複層(空気層16mm・アルゴンガス・Low-E)U値1.6W/㎡K
・ハニカムaSsu導入仕様:45mmW/内付/採光/コードタイプ/W1,560✕H1,530mm
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樹脂サッシのガラス表面温度は、34.6℃を計測しました。室内の壁面よりも開口部の熱影響か分かります。 | ハニカムaSsuの表面温度は、29.7℃と樹脂サッシのガラス表面温度より15%の温度低減効果が分かります。 |
夏場の日射熱の影響は、開口部が中心になるため日射遮蔽対策が重要です。ハニカムaSsuは、15%の温度低減効果を計測し、日射遮蔽と断熱効果を合わせたアイテムになります。
※測定条件などにより効果は異なります。
既築住宅の開口部断熱強化の事例
冬の導入例[札幌市の物件計測]
[計測条件]
・測定条件:外気温4℃ ・既存窓:アルミ単板ガラス+内窓シングル(樹脂単板ガラス)
・左側 ハニカムaSsu導入仕様:25mmS/採光タイプ/コードタイプ/W1,700✕H1,800mm
・右側 ハニカムaSsu導入仕様:25mmS/遮光タイプ/上下コード/W2,500✕H1,800mm
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向かって左側(ベッド上部)に25mmS採光タイプ、右側に25mmS遮光タイプを導入した。 | 全てのハニカムaSsuを閉じると室温20.5℃に対して開口部の表面温度が18.2℃、18.9℃と室温に近い温度になっている。 | |
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左側のハニカムaSsuを閉じたまま右側のハニカムaSsuを完全に開けると開口部表面温度が14.7℃に低下し開口部からの冷輻射がベッド表面に少しあらわれる。 | 左側のハニカムaSsuも完全に開けると2つの開口部表面温度は14℃前後に低下、時間の経過とともに開口部からの冷輻射が広がり室内温度低下につながる。 |