【紐の動きが重くなる、動かなくなる】
平素より、弊社製断熱ブラインド《ハニカム aSsu》をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
お客様には、快適なご利用を継続して頂きたく、以下のようなメンテナンスをお願いしております。メンテナンスが不十分ですと、ブラインドの動きが悪くなったり、紐切れの原因に繋がります。
<コード・上下コードタイプ>
①コードタイプ操作方法
コードを下にひくことで、ブラインドをたたむことができます。
(上下コードタイプは、右側のコードを操作すると上部が開閉し、左側のコードを操作すると下部が開閉します)
②ブラインドの構造
細い紐が「曲がり角」でブラインド全体の重みを支えて、引き上げ・引き下げを実現しているため、この点に摩擦が集中します。
ハニカムaSsuの上部レール内の構造は、上図のようにステンレス製のリングが、紐の「曲がり角」となっていることが分かります。
③紐にねじれる癖がつく
「曲がり角」を紐が通る際に、リングに当たった側に摩擦の負荷が偏るため、「ねじれ癖」がついてきます。
紐を引き上げてみると、自然にねじれてくる癖がついていることが分かります。
このまま「ねじれ癖」が蓄積していくと、紐同士が絡まり始めます。
④定期的なメンテナンスをお願いいたします
動きが重くなってくると、紐をより強く引っ張るようになり、更に紐が切れやすくなります。
左動画のように、紐が互いに絡み合おうとする「ねじれ癖」を、定期的に均一に伸ばすことで、「動かない」「紐が切れた」などのトラブル回避につながります。
<ループコードタイプ>
ループコードタイプの場合、操作コードを回すことによって、スクリーン内のコードが上部レール内に巻き取られ、ブラインドを上げ下げする構造です。
操作部コードを同じ方向に回し続けると、スクリーン内コードが緩んだ状態で巻かれるため、スプールより外れてしまったり、ブラインド自体が傾く、滑車から異音が発生するなどの不具合が出始め、そのままご使用を続けますと、操作コードが重くなり滑車を回すことが出来なくなります。
このような症状が出始めましたら、一度限界近くまでブラインドを下げて内部コードを伸ばし、再び巻き直すことで、内部コードの緩みを解消してください(動画参照)。
販売店の皆様におかれましても、どうかご周知・ご協力の程、よろしくお願いいたします。