性能値一覧

ハニカムaSsuの断熱性能・日射取得率・UV遮蔽率について

第3者評価機関による試験データを基に計算した値になります。性能を保証するものではございません。

 

断熱性能 U値[W/㎡K]


U値とは、熱の伝えやすさを表した値で、値が小さいほど熱を伝えにくい=性能が良いということになります。

熱貫流率[W/㎡・K](U値) サッシ
性能値
空気層
採光 遮光 防炎
25mmS 45mmS 45mmW 25mmS 45mmS 25mmS 45mmS
ハニカムaSsu単体 4.39 4.31 3.46 2.65 2.65 3.29 3.12
アルミサッシ 単板ガラス 6.51 2.62 2.59 2.26 1.88 1.88 2.18 2.11
アルミサッシ ペアガラス 4.65 2.26 2.24 1.98 1.69 1.69 1.93 1.87
樹脂サッシ Low-E ペアガラス 2.33 1.52 1.51 1.39 1.24 1.24 1.36 1.33
樹脂サッシ ArLow-E ペアガラス 1.90 1.33 1.32 1.23 1.11 1.11 1.20 1.18
樹脂サッシ 2Ar1Low-E16 トリプルガラス 1.17 0.92 0.92 0.87 0.81 0.81 0.86 0.85
樹脂サッシ 2Ar2Low-E16 トリプルガラス 0.91 0.75 0.75 0.72 0.68 0.68 0.71 0.70
樹脂サッシ 2Kr2Low-E10 トリプルガラス 0.86 0.72 0.72 0.69 0.65 0.65 0.68 0.67
ハニカムaSsu 熱貫流抵抗 R値(㎡K/W) 0.228 0.232 0.289 0.378 0.378 0.304 0.321

[一般財団法人 建材試験センターで実施した試験データを基に算出。更新2022.7.1]

※性能値を保証するものではありませんのご注意ください。

 

日射取得率 η(イータ)値


η値とは、ガラス窓に入射した日射熱が室内側へ流入する割合です。
日射熱取得率の値が小さいほど日射熱を遮蔽します。値が小さければ小さいほど、夏の冷房効率が良くなります。

日射取得率(η値) ガラス
性能値
空気層
採光 遮光 防炎
25mmS 45mmS 45mmW 25mmS 45mmS 25mmS 45mmS
ハニカムaSsu単体 0.40 0.39 0.31 0.21 0.20 0.19 0.19
単板ガラス 0.88 0.35 0.34 0.27 0.18 0.18 0.17 0.17
ペアガラス 0.79 0.32 0.31 0.24 0.17 0.16 0.15 0.15
Low-E ペアガラス(日射取得型) 0.64 0.26 0.25 0.20 0.13 0.13 0.12 0.12
Low-E ペアガラス(日射遮蔽型) 0.40 0.16 0.16 0.12 0.08 0.08 0.08 0.08
Low-E トリプルガラス(日射取得型) 0.59 0.24 0.23 0.18 0.12 0.12 0.11 0.11
Low-E トリプルガラス(日射遮蔽型) 0.37 0.15 0.14 0.11 0.08 0.07 0.07 0.07

[一般財団法人 建材試験センターで実施した試験データを基に算出。更新2022.7.1]
※性能値を保証するものではありませんのご注意ください。

 

UV(紫外線)遮蔽率


生地に入射するUV(紫外線)の遮蔽を表す割合です。値が大きいほどUV遮蔽効果が高いものになります。

UV(紫外線)遮蔽率 空気層
採光 遮光 防炎
25mmS 45mmS 45mmW 25mmS 45mmS 25mmS 45mmS
ハニカムaSsu単体 88.0% 84.9% 93.6% 99.9% 99.9% 98.0% 97.4%

[一般財団法人 ボーケン品質評価機構で実施した試験データ。更新2022.7.1]

※性能値を保証するものではありませんのご注意ください。

 

冬の導入イメージ


冬は「窓辺が寒い」「足元が寒い」、そして身体・命に影響を及ぼす「ヒートショック」(※A)や「コールドドラフト」(※B)も起こりやすくなります。冷たい外気が窓から室内に侵入してくると、暖房が思うように効かず、また、せっかく暖まった空気も外へ逃げてしまいますので、冬の快適な室内環境を保つには、いかに断熱するかがポイントになります。

※A)ヒートショックとは・・・急激な温度変化にさらされることで身体に影響を及ぼすこと。
※B)コールドドラフトとは・・・足元に冷気が流れ、足元だけが温まらないこと。

 

熱画像で検証 その1

 

<設置前>

ハーフジャック用サーモ1

・撮影:2014年1月
・場所:当協会 北側
・樹脂サッシペアガラス使用

青色になっているのが開口部、赤色の部分が壁になります。10℃以下の冷気が外から侵入していることがわかります。これでは暖房をつけても室内はなかなか暖まらず、コールドドラフト発生の原因となります。

 

 

 

<設置後>

ハーフジャック用サーモ2

既存窓に空気層45mmダブルハニカムを設置しました。ブラインドを設置する前と同じ窓の熱画像です。設置後は壁と同じ程度の色まで開口部の温度を上げることに成功しました。窓辺からの「ヒートショック」や「コールドドラフト」という悩みも緩和され、室内からの熱損失も抑制します。

 

 

熱画像で検証 その2

 

熱画像

既存の窓は、左右で性能の違う窓を使用しています。
・左:樹脂サッシ(U値1.69)
・右:樹脂真空トリプルサッシ(U値1.09)

右側の窓と比較して左側の窓の方はU値性能が低いため、窓の熱損失が多くなり、窓辺の温度が低い状態です。

 

 

 

 

左の階段奥の樹脂サッシだけに断熱ブラインドを設置し、閉めてみます。

左側の樹脂サッシは、断熱ブラインドを閉めたことで窓の熱損失が低下し、右側の高性能トリプルサッシよりも高い断熱性能になったことが熱画像から分かります。

 

 

 

 

夏の導入イメージ


夏の日中は直射日光、夕方になれば西日が室内に入り込んできます。そのため室内が暑くなり、冷房を効かせてもなかなか室内の温度が下がらず、熱効率が悪いまま冷房エネルギーだけ消費していきます。これでは無駄な冷房エネルギーを消費することとなってしまいます。そこで大きなポイントとなるのが、「外から熱を入れない」、「日射を遮る」です。これらの対策を行うことで、冷房エネルギーの効率が上がり、冷房費削減につながります。

 

熱画像で検証

 

<設置前>

ハニカム構造・断熱ブラインド設置前のサーモ画像(夏)

・撮影:2013年5月
・場所:当協会事務所 西側
・樹脂サッシペアガラス使用

日射侵入率79%の普通複層ガラスです。真っ赤になっている部分が開口部で周辺の黄色の部分が壁になります。開口部は35℃近くになっており、外から熱が侵入していることが一目でわかります。これだけの熱が室内に入ってきては、冷房エネルギー効率も悪く、無駄な冷房費がかかってしまいます。

 

 

<設置後>

ハニカム構造・断熱ブラインド設置後のサーモ画像(夏)

同じ窓に空気層45mmダブルハニカムを設置しました。 設置前と設置後では開口部の色が大きく変化し、 室内壁面温度に近い開口部温度30度近くまで下げることができました。また、室内からの冷気も逃がすことなく、冷房エネルギーを有効に活用することができます。