ハニカムブラインドをご使用いただくお客様へのお願い
ハニカムブラインド コードタイプのメンテナンスについて
①コードタイプの構造について
コードタイプは、操作するコードとブラインドを引上げるコードが、1本に繋がっており、操作コードを下に引いた分だけ、ブラインドが畳まれる構造になっています。
②上部レール内のコードの動きについて
上部レールの中で、コードが「曲がり角」を通り、ブラインド全体の重みを支え、引上げ・引下げを実現しています。上写真のモデルでは、ステンレス製のリングが、コードの「曲がり角」となっていることが分かります。
③コードにねじれる癖がつく
「曲がり角」をコードが通る際に、リングに当たった側に摩擦の負荷が偏るため、「ねじれ癖」がついてきます。このまま「ねじれ癖」が蓄積していくと、コード同士が互いに絡まり始めます。
④「操作コードの絡まり」解消手順 [お願い:定期的に実施ください]
コード同士が絡まり始め、動きが重くなってくると、操作時にコードをより強く引っ張るようになり、更にコードが切れやすくなります。定期的にメンテナンスすることが重要です。必ず実施いただきます様お願いいたします。
コードのねじれが発生 | コードに指を入れて正常に整える | イコライザーを外し、コードのねじれを整える | ||
イコライザー内側のスリット(縦溝)にコードを1本づつ丁寧にセットする | コードビーズはイコライザーより上に露出するようセットしてください | コードのねじれが解消されました |
※コードビーズ:イコライザーが外れた際に操作コードが上部レール内に入ることを防止するものです。
〇ハニカムブラインド 現行品コードの絡まり解消方法(定期メンテナンスをお願いします)
〇参考:ハニカムブラインド 現行品イコライザー固定方法(対象:2020年1月6日注文分~)
〇ハニカムブラインド 旧製品-イコライザーのメンテナンス方法(対象品:~2019年12月末)
ハニカムブラインド ループコードのメンテナンスについて
〇ハニカムブラインド 現行品ループコードタイプの場合(2017.9.11~)
ループタイプの仕様が改良され、これにより旧型で発生していた、操作コードを一方向に引き続けることによる、内部コードの絡まりなどの不具合、内部コードの切れ・脱落などの故障が発生しづらくなりました。不具合が生じた場合は、速やかにハニカムブラインドを最大に伸ばした状態でハニカムブラインドの下部レールを優しく引っ張り、絡まりの解消を行います。その後、ハニカムブラインドの上げ下げ操作を行い正常に動作するか確認してください。
※実際の高さよりも大幅に超える製作サイズで導入してしまうと不具合が生じる恐れがあります。
〇ハニカムブラインド ループコードタイプ 操作中に傾きが発生した場合の対処方法
〇参考:ハニカムブラインド ループコード操作方法 動画解説
〇ハニカムブラインド 旧型ループコードタイプの場合
ループコードタイプは、コードタイプ・上下コードタイプとは異なり、操作コードを引くとスクリーン内の内部コードが上部レール内のスプールに巻き取られ、ブラインドを開閉する構造になっています。
ハニカムブラインドの引下げ操作時に、下部レールが窓枠に接地したあとも、ハニカムブラインド引下げ方向に操作コードを引き続けると、スプール周囲の内部コードが緩み、引上げ時に内部コードが正しく巻きとられないため、結果として、「ブラインドが傾く」「滑車から異音が発生する」「操作コードが重くなる」「全く操作できない」などの不具合につながります。
ハニカムブラインドの不具合が解消されない場合
大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。